[【脳・神経系】頭蓋内圧亢進(IICP):脳ヘルニアに至る危険な病態]

頭蓋内圧亢進(IICP:Increased Intracranial Pressure)

脳は頭蓋骨という硬い容器に収められているため、脳腫瘍、出血、浮腫などによって内容物が増えると、容易に内部の圧力が上昇します。

3大主徴

1. 頭痛: 脳を包む硬膜や血管が引き伸ばされることで生じる。

2. 嘔気・嘔吐: 脳幹の嘔吐中枢が直接刺激される。

3. うっ血乳頭: 眼底検査で見られる所見。視神経鞘に圧力が伝わり、視神経円板が腫脹する。

クッシング現象(Cushing reflex)

• 脳の血流を維持しようとする生体反応。

• **「血圧上昇」「徐脈」**がセットで起こるのが特徴。

進行した状態:脳ヘルニア

• 逃げ場を失った脳組織が、孔(大後頭孔など)から押し出される致命的な状態。

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