筋肉(1):筋肉の種類と構成
【基礎解説】筋肉の3つの分類
筋肉は「横紋(縞模様)の有無」と「自分の意思で動かせるか(随意性)」によって3種類に大別される。
- 骨格筋(こっかくきん):
- 横紋筋である。
- 随意筋(自分の意思で動かせる)。骨に付着して身体を動かす。
- 心筋(しんきん):
- 横紋筋である。
- 不随意筋(自律神経に支配され、勝手に動く)。心臓専用の筋肉。
- 平滑筋(へいかつきん):
- 横紋がない。
- 不随意筋。胃腸などの内臓、血管の壁などに存在する。
国試の要点: 「横紋筋はどれか?」という問いに対しては、**「骨格筋」と「心筋」**の2つをセットで選ぶ。
【重要】骨格筋の階層構造(大きい順)
筋肉の構造は、マクロからミクロへ向かって以下の順に階層をなしている。この順番は試験で非常に狙われやすい。
骨格筋 > 筋束(きんそく) > 筋線維(きんせんい) > 筋原線維(きんげんせんい) > サルコメア(筋節) > アクチン・ミオシン
- 筋線維: これが「細胞」の単位である(多核細胞)。
- サルコメア(筋節): 筋収縮の最小単位。Z線とZ線の間を指す。
- アクチンとミオシン(筋フィラメント):
- ミオシン(太い): ミオ「シン」は「芯」だから太い、と覚える。
- アクチン(細い): アク「チン」は「ちんまり」しているから細い。

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