集団検診用X線装置

集団検診用X線装置

集団検診では

✔ 多人数を短時間で撮影
✔ 被ばく線量の低減
✔ 装置の簡便性

が重要となる。

■ 胃集団検診用X線装置

● 基本構成

イメージインテンシファイア(I.I.)の出力像を
I.I.スポットカメラでロールフィルムに記録する方式。

X線
→ I.I.で増倍
→ 光像をカメラで撮影
→ フィルムへ記録

● 特徴

・直接撮影より被ばく線量が少ない
・空間分解能は直接撮影より劣る

理由:

I.I.で光に変換されるため
光拡散や光学系の影響を受ける。

■ 胸部集団検診用X線装置(間接撮影)

● 原理

被写体を透過したX線を蛍光板で可視像に変換し、

その像をミラーカメラで縮小して
ロールフィルムに記録する。

● ミラーカメラ

透過X線 → 蛍光板
→ 集光レンズ
→ 凹面鏡で縮小
→ ロールフィルムへ記録

多数撮影向きの光学縮小装置。

■ 使用される蛍光板

① 従来型

ZnS : Ag
(硫化亜鉛:銀活性)

CdS : Ag
(硫化カドミウム:銀活性)

② 希土類蛍光板(高効率型)

Gd₂O₂S : Tb
(酸硫化ガドリニウム:テルビウム活性)

● 希土類蛍光板の特徴

・X線吸収効率が高い
・発光効率が高い
・量子利用効率が高い

そのため、

✔ 被ばく線量を低減できる
✔ 画質が向上する

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