可搬形X線装置
固定設置ではなく、必要な場所へ移動して使用するX線装置。
可搬形は大きく
1.移動形(院内ポータブル)
2.外科用移動形(Cアーム型)
3.携帯形(ハンディ型)
に分けられる。
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1.移動形X線装置(院内ポータブル)
いわゆる「病棟ポータブル」。
キャスター付きの装置を押して院内を移動する。
主な用途
・病室での胸部撮影
・ICU/CCU患者
・術後ベッドサイド撮影
特徴
・撮影専用(透視は基本なし)
・FPD搭載型が主流
・コンデンサ式またはインバータ式
・バッテリー内蔵型が多い
使用電力
数kW〜10kW未満程度。
👉 「院内で押して使う撮影用装置」と覚える。
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2.外科用移動形X線装置(Cアーム型)
手術室で使用する透視装置。
X線管と検出器がC字状アームに取り付けられている。
主な用途
・整形外科手術
・血管内治療
・術中確認
特徴
・透視機能あり
・撮影機能あり
・術中DSA対応機種もある
・アームが自由に回転可能
使用電力
約10〜15kW程度。
👉 「手術室で使う透視型移動装置」。
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3.携帯形X線装置(ハンディ型)
手で持ち運べる小型一体型装置。
主な用途
・在宅医療
・災害医療
・動物診療
・病室撮影(現在使用している病院は少ない)
特徴
・出力が小さい
・電池エネルギー蓄電型が多い
・自己整流方式またはインバータ式
・透視は基本行わない
使用電力
数kW程度。
👉 「持ち運び前提の簡易型」。

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