[【脳・神経系】脳死判定:法的脳死と判定基準の必須知識]

脳死判定の5基準(法的脳死判定)

脳死とは、脳幹を含む全脳の機能が不可逆的に停止した状態を指します。以下の5項目すべてを満たす必要があります。

1. 深い昏睡(JCS 300 / GCS 3)

• 外部からのいかなる刺激(痛みなど)に対しても、全く反応がない状態。

2. 瞳孔の固定と散大

両側の瞳孔径が4mm以上であり、光を当てても収縮しない(対光反射の消失)。

3. 脳幹反射の消失

• 対光反射、角膜反射、睫毛反射、咽頭反射、咳反射など、生命維持を司る脳幹経由の反射がすべて消失していること。

4. 平坦脳波

• 脳波計で少なくとも30分以上、有意な電位変化が認められない(平坦である)こと。

5. 自発呼吸の消失(無呼吸テスト)

• 人工呼吸器を外し、血液中の二酸化炭素濃度が上昇しても、自発的な呼吸運動が認められないことを確認する。

注意:これらの判定は、6時間以上(6歳未満では24時間以上)の間隔をおいて、2回繰り返して行われます。

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